【完結編】3つの候補を裏切り選んだのは『正直』な伏兵。三吉麹屋の生味噌レビュー

三吉正直味噌
目次

予定調和の崩壊

前回の記事を 覚えておいでだろうか

私が 「だし入り味噌」 を卒業すべく
3つの候補で 迷いに迷っていた あの夜を

  • マルカワみそ』 のロマン
  • 海の精』 の信頼
  • フンドーキン』 のコスパ

どれにするか 決断を下すべく
彷徨っていた 私の目に
飛び込んできた 二文字

『正直』

無骨で 飾り気のない そのパッケージ

気づけば 私は 他の候補を差し置き
この 伏兵 を レジへと 運んでいた

なぜ 私は
この 味噌を選んだのか

その答えは このあと 明らかになる

正体 300年の時を超える『油絵』

三吉正直味噌

家に帰り 調べてみて 愕然とした

私が手に取った この 『手仕込 正直みそ』

ただの ローカル味噌では なかった

製造元は 山形県・河北町の 「三吉麹屋(さんきちこうじや)」

創業は なんと 元禄時代(1680年代)
300年以上続く 老舗中の 老舗だ

製法は 機械化が進む 現代において
頑なに守り抜く 『板麹(麹蓋製法)』
そして 『木の大樽』 での 長期熟成

そう これは
私が前回の記事で 渇望していた
時間をかけて 塗り重ねられた 『油絵』 そのものだった

原材料を見てほしい

大豆(国産)』『米(国産)』『食塩

以上

『酒精(アルコール)』 の文字は どこにもない

まさに 看板に偽りなし
正直 すぎる 味噌だったのだ

機能 パッケージではなく『裏面』を見よ

この味噌が 生きている かどうか

それは パッケージの見た目だけでは 分からないこともある
(現に 私が買ったものには バルブは見当たらなかった)

だが 裏面 を見れば 一目瞭然だ

原材料名 「大豆、米、食塩」

たったこれだけ

そう 『酒精(アルコール)』 が入っていない

通常 スーパーに並ぶ味噌は
発酵が進んで容器が破裂するのを防ぐため
酒精を入れて 菌の活動を止めてしまう

だが この「正直みそ」には それがない

これは 菌が眠らされず
生きたままパックされている 何よりの証拠だ

これぞ 昔ながらの 医者いらず の味噌

必須アミノ酸 や ビタミン
そして 生きた 乳酸菌 を
余すことなく 体に取り入れることができる

実食 作法を守って頂く

さて いよいよ 実食だ

だが ここで 一つだけ
絶対に 守るべき 作法 がある

味噌汁を作る際
必ず 『火を止めてから』 味噌を溶くこと

なぜなら 酵素や乳酸菌は 熱に弱い
50℃〜70℃で 死滅してしまう

沸騰した鍋に 入れるのは
せっかくの 健康効果を ドブに捨てるようなものだ

少し 冷ました出汁に
この 正直みそを 優しく 溶き入れる

一口 啜る

…懐かしい

これだ 私が求めていたのは

塩分は 11.5%と 平均的だが
素材の 輪郭が くっきりしているため
物足りなさは 全くない

だし入り味噌のような 「作られた旨味」 ではない

大豆と麹が 織りなす
五臓六腑に 染み渡る 『大地の味』

体が 喜んでいるのが わかる

楽しみ方 育てる味噌

この味噌の ポテンシャルは
味噌汁だけでは 終わらない

反則級の焼きおにぎり

ご飯に 塗って 焼いてみる
生味噌の 風味が 焦げた 香ばしさ
これは もはや 犯罪的だ

追い熟成(ホビー要素)

そして ツウな楽しみ方を 一つ

実は この味噌
「2つ」 買うのが 正解らしい

1つは すぐに 食べる用
もう1つは 開封せず 冷暗所で 数ヶ月 寝かせる

すると 色が濃くなり 旨味が 増していく

自分好みの 味に 育てる 『追い熟成』

食べるだけじゃない
育てる 楽しみ

これぞ まさに 『まめたかホビー』 だ

まとめ 出会いは『一期一会』

実は この味噌
帰宅後に Amazonや楽天で 探してみたのだが

なんと 取り扱いがなかった
(公式サイトでの直販はあるようだ)

ネットで何でも買える時代に
自然食品店』でしか出会えない 幻の味噌

これほど マニアックな逸品だったとは

だが それがいい

読者の皆様も お店の味噌コーナーに行ったら
有名なメーカー品だけでなく
棚の隅っこに ひっそりと置かれた
地元の無名な味噌 を手に取ってみてほしい

そして 裏面を見て 酒精 と書かれていなければ
それは 即買いのサイン だ

近所にそんな味噌ないよ
手っ取り早く本物が欲しい

という方には
比較検討で迷った 『マルカワみそ』 をおすすめしておく

スペック(無添加・天然醸造・生味噌)としては
今回私が買った「正直みそ」とほぼ同等
いや それ以上の ロマン が詰まっている

▼ネットで買える『本物』の選択肢▼

偶然の出会いを楽しむか
ネットで確実な名品を手に入れるか

どちらにせよ
だし入り を卒業した先には
豊かな 食卓が 待っている


まめたか評価

まめたか

『裏面を見ろ』 これが全てだ
パッケージに通気口があろうがなかろうが 原材料は嘘をつかない
酒精不使用 これこそが正義だ

まめ太

焼きおにぎり! ボクも食べたい!
焦げたお味噌の匂いって なんであんなに お腹が空くんだろうね
2つ買って 1つはボクが育てる係やる!

まめこ

元禄時代からの製法を守る その姿勢が素晴らしいわね
流行りの味に迎合しない まさに『正直』な味
こういう地道な仕事が 日本の食文化を支えているのよ

まめ郎

へっ ネットにねぇのかよ!
逆に燃えるじゃねぇか
足で稼ぐ 『宝探し』 ってやつだな
見つけた時の優越感 たまらねぇぜ!

三吉正直味噌

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